返信,その他 #2


たかのぶさんへ
FC3Sのレリーズシリンダーの脱着&OHの概要です.
参考にしてみて下さい.


ブレーキオイルがボディ−(塗装面)に付着しないようにして下さい
もし,付着した時は,水をかけるか,水を含ませたウエス(雑巾)で,拭き取って下さい.
作業を始める前に,クラッチマスターのリザーブタンク内のブレーキオイルをスポイトのような物で抜き取るか,ウエスに含ませて空にしておくと良いでしょう.

インタークーラー&インタークーラーとスロットルボディ間の配管を外しておきましょう.
その後の作業,クラッチ配管,クラッチのレリーズシリンダ−の脱着がやりやすくなります.

レリーズシリンダーのボディをばらしたら,シリンダーの内面を綺麗なウエスなどで拭いて,汚れとオイルを取り除いて下さい.
内面が錆ているようなら,ペーパーヤスリの#600〜#800ぐらいの目の細かい物で磨いて錆を落として下さい.
(私は,シリンダーホーニングブラシで磨きます.)
*ウエスで拭いた時,毛羽がシリンダーの内面に付着しますので,それらも綺麗に取り除いて下さい.

新品のピストン,ダストブーツのゴム部,摺動部にはラバーグリス(カップグリスとも言う)をたっぷりと塗りましょう.
シリンダーにピストンを組む時,ピストンのカップ部(ゴム部)のエラがひっくりかえらないように気を付けて下さい.