チップ セット

チップ セットの役割は、CPUとメモリー並びに各種機器の間でデータの 受け渡しを制御することにある。 すなわち コンピュータ内のメモリーならびにグラフィックス チップやハード ディスクなどは、 すべてチップセットを介してCPUに接続される。 チップ セットは、ノースブリッジとサウスブリッジから構成されている。 ノースブリッジは、チップ セットの中でCPUに近い側を指し、これはグラフィックス チップや メモリーに接続される。 サウスブリッジは、チップ セット中でCPUから離れている側を指し、 これはハード ディスクやPCIバス並びにキーボード, マウス, USBバスなどに接続される。 CPUとチップ セット間のバスはシステムバス (FSB) と呼ばれ、 そのクロック周波数はPentium4の場合 533 MHz や 800 MHz などの各規格がある。 チップセットとグラフィックス チップの間のバス規格はAGPやPCI Expressなどがある。 また チップ セットと内蔵ハード ディスクの間のバス規格はATAやSerial ATAなどがある。 一般にシステムバス (FSB) のクロック周波数が大きいほど、命令やデータの転送が高速である。

PCI Expressの転送速度
 1倍速 250 MB/s
 4倍速 1 GB/s
 16倍速 4 GB/s


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