ISDN

デジタル通信の国際標準規格のことである。 一般的には NTTが提供している「INSネット64」などの電話回線サービスを指すことが多い。 ISDNでは一回線の契約でアナログ2回線分の同時通話並びに通信が出来る。 一回線では 最大 8 kB/s (キロバイト/秒) の通信速度であるが、2回線分を使えば最大 16 kB/s の データ通信が行える。 なお ISDNによる通信には、ターミナルアダプターやDSUなどの機器が必要となる。 ターミナルアダプター (TA) とは、ISDNでデジタル通信を行うための機器のことである。 ISDNにおいてはパソコンや電話機,FAX などは すべて TAを介して接続する。 最近のTAはDSUというISDN回線に使うために必要な機器を内蔵しているタイプが主流となっている。 パソコンとの接続は RS-232C のシリアル接続が用いられたが、現在では USB接続が主流となっている。 アナログ回線とは、主に電話機やFAXなどで旧来から通常使用している回線のことを言う。 アナログ回線を使ってデータ通信を行うためには モデムが必要となる。


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