2003年8月26日
「すーちゃんなぜかミスコンに出るPart1 書類審査」の巻
前書き。
この話は一生闇に葬ろうと思いましたが、
どうやら公共の電波にも乗ってしまい、
当日会場に同級生がいたことも発覚し、
隠しきれないので書いちゃいます。
まぁ、こんな経験二度とできないしね(笑)
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2003年の3月下旬、母から電話が鳴った。
「アンタ、ミスコンに出なさい」
はぁ?!
曲がりなりにも24才の娘を捕まえて言うセリフではないと思うのだが、
どうやら、
「韓国のミスコリアを選ぶコンテストの地方予選が日本でもあるから
出なさい」ということらしい。
これがうら若い10代の娘に向けられたセリフならまだしも、
24だし就職してるしこの仕事で一生食ってくぞ、って思ってる人間に対して
発せられるセリフではないだろ。
でも母は続ける。
「いいからアンタのプロフィール教えなさい」
時は既に夜中、事情もよくわからずプロフィールを伝えるアタシ。
しかしメールアドレスを教えている最中、
「@」と言うと、「なにそれ?」と言われ、
たかが「@」のために睡眠時間を削られるのが腹立たしくなり
「自分で書いて送るから資料をよこせ!(怒)」
と言い放ち眠りについた。うん、睡眠は大事よね。
そして数日後、本当に資料が届いた。
大会要綱を読むと、アタシはそもそも対象年齢からはずれている。
親バカにもホドがあると思い、
それを理由に応募しないと告げると、
「あ、それは大丈夫、事務局に電話して確認したら
アンタの誕生日でもOKらしいから」
そう来るか・・・・( ̄〜 ̄)ξ
そこでアタシは思った。
ここで親をギャフンと言わせるには、
ミスコンに正々堂々と応募して
書類審査で落ちるしかない!
そこで、身長もスリーサイズも体重もすべて事実を書き、
これ見よがしに水着の全身写真を送りつけた。
こんなアタシが書類審査に通るわけないだろ。
そんな4月のある日、
韓国語で電話がかかってきた。
「こちらミスコリア事務局の●●●ですが、、、
書類審査合格です。おめでとうございます。」
って、全然嬉しくないし。
当初の予定が狂った。
親をギャフンどころか、自分にギャフンだよ・・・・(; ̄Д ̄)!
でもまぁ、書類審査通ったことは、
ちょっと嬉しいわけで。
「アタシって美人?」みたいな。
でも、
「参加費として、日本円で15万円用意してください」
さすがにビビる。
そんな大金をこんなことに使いたくないし。
「母に相談しますんで・・・・」と言い、電話を切った。
そして母に電話したところ、
「事務局に言ったのよ、娘が2人も出場するとなると
30万円もかかって大変です・・・って。
そしたら、"じゃぁお金はいいから出てください"
って言うじゃないのよぉ〜これはもう出るしかないわね」
(注:なんと母親が三女の分も勝手に応募してたらしい、
んで書類審査に通ったらしい)
というわけで、
・タダなら出てもいいかな
・ドレス着れるのは楽しそうだし
・チョゴリも着れるのも楽しそうだし
・プロがヘアメイクしてくれることなんてそうそうないし
と思い、出場を決めたのでした。