*** 2002年07月27日 すーちゃんの事件簿Part2 痴漢騒ぎ ***



この日、私は休日出勤していた。
たとえ土日休みの仕事でも
必要とあらば土日出勤も当たり前である。

私はマックでキツイ労働になれていたので
こんなのはへっちゃらである。

そんな日の帰り道。

地下鉄に乗った。
土曜日ということもあって電車はかなりすいてた。
もちろん座った。

ちなみに私は、元々痴漢に遭うのがイヤだから
電車に乗るときはなるべく座れる電車に乗ろうと
心がけていた。
だからといって両脇も安心できないので
なるべく女性が座っているところに座るように
心がけていたのだ。

この時も確か、右隣は女性だった。

そして、本を読んでいた。
買い物をいろいろしていたので
それを懐に抱えながら読書っていう
ちょっと不自然なカッコ。

手の甲が、前の人に見えるような
そんなカッコ。
(うまく説明できないので
想像してください)

すると、とある駅で酔っ払いが乗ってきた。

私の目の前、それも
「お前近寄りすぎだろ〜」
というような位置に立ちはだかった。

その男は両手でつり革につかまり
こともあろうか、
股間を私の手の甲に押し付けてきたのである。


ブッチ〜〜〜ン

私:「近寄るな」

男:「なんだと〜〜」

男は、「女のクセに・・・」
などと暴言を散々吐いたあげく
私に唾まで吐いてきたので
(といっても本をなげてそれはよけれた)

男の右手をつかみ、引きずりおろそうとした。

そしたらなんと!
ヤツは私の手を振り解いて
私が座っていた席に座りこんだのである。

ブチブチブッチ〜〜〜ン(怒)

私:「ジジィふざけんな!」

人間一人殺しかねない勢いで
私は男を引きずり下ろした。

ホームには誰もいなかったので
「駅員さ〜〜〜ん」と大声で叫んだ。

しかし誰もこない・・・

もう一度叫んだ。

それでも誰もこない・・・

電車の運転手は何事か?!と
電車を発車させてくれないので
乗客には丸見えである。

今思えばかなり恥ずかしかったが
その時は本当に必死だったので、
ありったけの力で
「駅員さ〜〜ん」と叫んだら
乗客(男性:以下:A氏)が一人、降りてきて
犯人を確保してくれた。

それでも駅員は来てくれないので
駅員がいそうなところに犯人を連れてった。

そしてやっとでてきた駅員。
こいつがまたどんくさい。

駅員に引き渡そうとしたら
ホントにホントに駅員がどんくさくて、
犯人が走って逃げ出す始末。

怒り狂った私が
犯人を見逃すはずがない。

私:「ジジィふざけんな〜」
といって犯人を再度捕まえ
駅員には
私:「ちゃんと捕まえてないと
逃げるだろー!」

と怒鳴ると
見かねたA氏が体を張って
押えつけてくれた。

そこでやっと他の駅員も現れ
警察を呼んでくれ、
警察署に行くことになったのである。

犯人は先に搬送、
私とA氏ももう一台で近くの警察署に向かった。

まぁ知ってる人もいると思うが
こういう時の事情聴取は非常に時間がかかる。
相当疲れていたが
ここで帰るわけにもいかないので
質問に答え、書類にハンコを押して
終わったらなんとAM1:30・・・・

終電はとっくになくなってたので警察の人が
パトカーで送ってくれました♪

あぁ、ホントに疲れた。。。


というわけで、世の中の女性陣には言っておこう。

電車に乗るときは周りに気をつけよう、
でも、気をつけてもこういうことも起こる、
そうなったら勇気を出して捕まえよう

確かに捕まえたあとの
警察署での手続きはめんどくさいが。

そんな人のためにオススメ撃退法。

ちなみに、これは友人からのススメであるが、
後ろから攻撃を仕掛けてくる輩には
安全ピン攻撃が効くらしい。
顔が見えなく、誰が犯人か見分けがつかないときは
安全ピンを装備して(もちろん針を相手に向けて)
お尻の後ろで手を待機させよう。
これで相手は120%やめるらしい。

あと、犯人が明らかにわかる場合は
ソイツに向かって
スプレー(ヘアスプレーでも制汗剤でも可)を
シューしよう。
これも効くらしい。
ただし、相手に怪我をさせると
訴えられる可能性もあるとかないとか。。。
(そもそも相手を間違えたらヤバイ)

いずれにしても、気をつけましょう。