ヴィオラ日記


マイルストーン



気まぐれな私は、今日は調子がいい、と思うと過去にトライした曲の楽譜を出してきて弾いてみる。本当に上達しているのか、昔やった曲で確かめてみたいという心理がはたらく。

いわばマイルストーンのような曲で、日頃の(といってもウィンークエンドだけだが)練習の成果を確認するというわけだ。もちろん確認できないことも多々ある。

さて、どんな曲が私にとってのマイルストーンになっているのかというと、

フォーレ:夢のあとに
C線のハイポジの音色。深いヴィブラート
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲
16分音符の動きと流れを持った弾き方
サン=サーンス:白鳥
チェロをイメージしたヴィブラート、音色、音の伸び
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番(Va用に移調した編曲)
ヴィブラートと幅の広い音色
バッハ:無伴奏チェロ組曲より
理性を保った構成、演奏時の集中力
フランク:ヴァイオリンソナタイ長調
特に1楽章では音程、単純なメロディの歌わせ方、音色

偉そうに書いたけど、今日はヴィブラートが上手くかかるな、と思ったらブラームスを弾いてみるとか、セブシックの効果をモーツァルトで実感してみるとか、要は自己満足の世界なのです。

上のリストにほんまもんのヴィオラの曲がほとんどないというのはどういうわけだろう。

皆さんはどんなマイルストーンをお持ちですか?


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