ヴィオラ日記
MDあれこれ
MDさまさま
アンサンブルを愛するアマチュアにとってMDは神様からの贈り物だ!どんなところがいいのかって?
- 録音レベルの設定が(テープよりずっと)楽。
- 頭出しをしなくても即録音可能
- インデクスをつけて余計なところをカットできる
- また、練習すべき曲をMDに録音し、楽譜の練習番号に添ってインデクスをつけておく。そうすると、必要なところを一発で頭出しできる。
MDの持ち運び
さて、アンサンブルの練習を気軽に録音するためには、セッティングが楽ということのほか、一式を持ち運びやすくしなくてはならない。私の収納法は、ホームセンターで売っているプラスチック製の工具箱を使う方法だ。中が2段になっているので、上の部分にマイクやディスク、下の部分にMDとアダプタ、マイクスタンド(机上用の小さなもの)を入れられる。
MDとBOSEの組み合わせ
録音したものを仲間内で聞くときに、やはりいい音(細部がわかるという意味)で再生したい。しかも練習会場や、合宿での宿舎で聞きたい。
たまたま直販の営業マンにそそのかされて買ったBOSEのAW-1というラジカセが、この用途にぴったりだった。その気になれば専用のキャリングケースのポケットにMDとアダプタ、必要なケーブルが収納できる。
音は10数名が集まったところで聞くにも充分。据え置のコンポに勝るとも劣らない。そこらへんのラジカセとは一線を画すような音だ。
ベム流MDの使い方(遊びかた?)
- 楽譜の練習番号の通りにインデクスをつける。パート譜やスコアを見ながら必要な箇所の一発頭出し。
- ついでにこのようにして作ったディスクでランダム(シャッフル)再生して、あ・そ・ぶ。
- エアチェックをした後で、余計なアナウンスや間をカットしてしまう。
- 練習時に録音したもので、できのいいものだけを残して全楽章のディスクを作る。
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- 【以下は音楽以外の用途】
- 授業で使用する音素材をMDに。一発頭出しで効率が良い。
- 音の採取を要する実験に。160くらいまでインデクスがつけられるので、あとでコンピュータに取り込むときに非常に便利。(実は、私のMDはこのために購入したものです)
- 英会話の例文を収録。リピート再生などしてヒアリングの訓練に。
- 百人一首の詠みあげを録音、インデクスつけ、ランダム再生にしてカルタ遊び。
- 小鳥の声を録音、インデクスつける。トラック名に小鳥の名前をつけておく。さえずりを再生したときにどの鳥かがトラック名でわかる。もちろんランダム再生してクイズにも使える。ランダム再生でBGM的に使用するもよし。
- 視覚障害者のための朗読の録音に。ミスしたところはインデクスをつけてカットできる。従来のカセットでは非常に面倒な作業が大幅に軽減されるはず。そのためのフットスイッチのようなものもあってもよい。MDはこんなところにも貢献できる。
- ディクテーションマシン。フットスイッチなどで、必要な部分を繰り返し再生したり、メモリに転送して、再生速度を可変したりする。カセットより数段いいものができるはず。
- 運動会などのBGM再生に。砂埃のひどいところで、レコード(音盤)を使うのを見て、びっくり!あらかじめMDにとっておけば頭出しもリピートも一発でできて運動会の進行がスムーズになるでしょ。
注:これを読んで、上記の例を実際に商品にされた場合には、サンプルをくださいね。
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