ダウンロード→Auftakt3.zip(for Windows)
目次
パソコンの環境によっては起動時にMIDIデバイスの初期化に失敗することがあります。その際はメッセージが表示されます。そのままOKをクリックしてください。この場合Soud機能、Tuning機能は使用できません。(操作しても音は出ません)
一般的なメトロノームとして使うときは、ファンクションキーを使うと簡単にできます。
[F1]と[F2]で拍子を設定し、[F3]と[F4]でテンポを決めて、[F6]でスタート/ストップです。
[F7]を数回好きなテンポでタップすると、そのテンポが設定されます。
メトロノーム音のON/OFFは[F7]、1拍目のチンという音のON/OFFは[F8]キーで行います。
[F9]キーを押すとAutakt3を終了します。
BEAT欄に直接数字を並べることで、多彩な拍子を設定できます。『アウフタクト』の最大の特徴の一つがこの拍子の設定方法です。 以下BEAT欄の記入例を(111)のように示します。実際には()の中の数字(半角)を入力する事を意味します。
BEAT欄に入力できる文字・条件は以下のとおりです
・1から9までの半角数字(1文字めは必ず数字で始める)
・半角空白(スペース)(1個以上の連続した空白の後には必ず数字があること)
BEAT欄の変更はキー入力と同時に直ちに反映されます。
1を拍子の数だけ並べます。
【例】3拍子(111)、4拍子(1111)
1はビート(テンポを感じる最小単位)の数を表わします。TEMPO欄では1に相当するビートの速さを指定します。
ファンクションキー[F1]、[F2]を使うと簡単に設定できます。
基準となるビートの数を並べ、チェックボックス□div.にチェックを入れます。
【例1】 ゆっくりした4/4拍子のテンポを8分音符単位でとる場合。1拍を2つに分割するため(2222)と指定しdiv.にチェックを入れます。
【例2】同じ6拍でも6/8拍子の場合は(33)、3/4拍子の場合は(222)と指定し、div.にチェックを入れます。
ここでいう変拍子とは、途中で拍子が変わるタイプのものではなく、1小節の中で異なるビート(2ビート,3ビートなど)を混在させるタイプを指します。例のように7/8拍子や、5/4拍子を2つ振りにするような場合も含みます。
基準となるビートの数を並べます。(分割振りと異なり.divにはチェックを入れません
【例1】7/8拍子→(34)又は(43)、5/4拍子の2つ振り→(23)
【例2】フラメンコで出てくるアレグリアスのコンパス、→(332222)
変拍子の指定は変拍子に限らずいろいろな応用できます。
たとえば6/8拍子の曲を練習するのに、はじめは(33)の分割振りでゆっくりとしたテンポで練習し、慣れてきたら.divのチェックを外して(33)というBEATパターン(分割しない大きな動き、この場合2つ振り)で練習する、といったことがワンタッチでできます。
BEAT欄に並べる数字の間に空白を入れると、画面に表示される拍点の位置にも同様に空白が入ります。動作時には指標の頂点の高さが拍点の表示間隔に応じて変化します。
たとえば(11 11)と設定すると、4拍子の3拍めのアウフタクトの頂点がやや高くなり、中強拍のアウフタクトを表現します。空白を複数個入れて表示間隔を離すとより高低差が強調されます。(頂点の高さは表示間隔に比例して変化します)
TEMPOコンボボックスから目的のテンポを選択するか、直接数字を入力して指定します。
直接数字を入力する場合は1から300までの値(整数)が指定できます。
この際日本語入力モードをOFFにし半角数字を入れてください。
指定した後[Enter]キーでテンポが確定します。動作中であれば確定後ただちにそのテンポが反映されます。
不正な値(半角数字以外が混じっている場合)の場合は予期しないテンポになることがあります。再度選択し直すか入力し直すかしてください。
TEMPOで設定する速さはBEATで指定した「1」に相当するビートの1分あたりの数です。
4回以上タップすることで、目的のテンポに設定されます。
MIDIデバイスが有効である場合、□Soundをチェックしているとメトロノーム音が出ます。
□Bellのチェックを外すと、1拍目もベルの音ではなく、皆同じ音になります。通常の電子メトロノームで、1拍子を指定したときの音の出方になります。
MIDIデバイスの処理の関係で、画面の指標の着地のタイミングとメトノローム音が微妙にずれることがあります。
START/STOPボタンをクリックします。
ボタンの代わりに[Enter]キーが利用できます。BEAT、TEMPOの設定の後[Enter]キーを押すと[START/STOP]ボタンにフォーカスが移りますので、そのまま続けて[Enter]キーを押す事で動作を開始・停止できます。
[F6]キーでも代用できます。
メトロノーム動作中に、後述のダイレクトジャンプで使用するキー以外のキーを押すと、直後の拍点(指標の着地点)で一時停止(フェルマータ)します。再開する時に、キーボード上部の数字キーを押すと、数字に対応した拍点からスタートします。
たとえば、小節の頭でフェルマータして、その後a tempoするとき、4拍目のアウフタクトから振り始める動作をさせることができます。
画面右上のチェックボックスにチェックを入れると、アウフタクトのタイミングで背景が変化し、次の1拍めが把握しやすくなります。
画面左下のチェックボックスにチェックを入れると、拍点(指標の着地点)を数字で示します。変拍子など、数字が表示される事で混乱するような場合はチェックを外してください。
「アウフタクト」でよく使う操作は、キーボードで素早い操作ができるようになっています。
BEAT、TEMPOの各項目を設定・選択、[Enter]キーで確定すると、以下のように次の操作項目にジャンプします。
スタートしたあとは、[Enter]キーまたは[Space]キーを押すたびに、スタート、ストップ操作ができます
動作中あるいはフェルマータ(一時停止)中は[START/STOP]ボタンにフォーカスが当たっています。この状態からBEAT,TEMPOにジャンプするにはそれぞれ[M]、[B]、[T]キーを押します。
【例】
動作中にテンポを120に変更する際のキー操作は[T] [1] [2] [0] [Enter] となります。[Enter]キーを押した時点でテンポが変わります。
キー | 表示 | 機能 |
---|---|---|
F1 | BEAT- | 拍子を一つ減らします。 |
F2 | BEAT+ | 拍子を一つ増やします。 |
F3 | TEMPO- | テンポを下げます。 |
F4 | TEMPO+ | テンポを上げます。 |
F5 | START/STOP | スタート/ストップ |
F6 | TAP | タッピングでテンポを指定します。 |
F7 | SOUND | メトロノーム音のON/OFF |
F8 | BELL | 一拍目のベル音のON/OFF |
F9 | Exit | アプリケーションを終了します。 |
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