ところがイギリスには一時停止の標識がほとんど見当たらない。今回の旅行中レンタカーで800kmくらいは走ったが、Stopの標識に出会ったのはたった1回だけだった。
あとはGive Wayがほとんどだ。対抗する車を優先させろ、という標識だ。だから車がなければ停止せずに済む。これを味わってしまうと、日本の一時停止は「御上のいやがらせ」としか思えなくなる。実態にそぐわない速度規制も同じ。日本はここまで車が普及したにも関わらず、根本的に見直さないままずっと「流れを制止する方向の交通システム」を取り続けるのだろうか。
全国の一時停止をできる限りGive Wayに改め、余計な信号を徹底的に見直すことで多少とも渋滞を緩和し、二酸化炭素の排出量を減少させること
に貢献できると思うのだが。
春が近づくと毎年信号機が増えていく。何のために?本当に24時間必要なのか?