行ってみると誰もいない。今の季節はこっち、という案内板通りに歩いていくと農家の納屋の前に出た。ここにも誰もいない。しかし、お金はこちら、餌はここ。という掲示があり、誰もいなくても自由に見ることができるのだと察知して正直に入場料と餌代を箱に入れ、奥の方へ。
足元がすべる。
小屋の前まで行ったら見た事もない巨大なブタ(BABEちゃん)がお出迎え。この時点から我が娘達はハイボルテージ。いるわいるわ、はるかに続く柵の中にあらゆる種類のアヒル、ガチョウ、カモ、ニワトリ、ミズトリ(?)そして牧場の方にはこれまたいろいろな種類の牛たちが。
ずっと遠くまで続いているのに子供達ははじめの柵のところで鳥たちに餌を与えるのに夢中。この調子だと何時間かかるかわからない。でも農村の街並みやアンティークショップを見てまわるのは子どもにとってはつまらないこと、ここは思う存分子どもに楽しんでもらうことにした。
アヒルたちも慣れているらしく、それぞれの柵に近づくと群れをなして寄ってくる。いろいろなアヒルがいるもんだ。先日ロンドンの中華レストランで食べたダック・タン(アヒルの舌)もしっかり実物を見ることができた。こんだけ家畜がいるのに人が誰もいない、というのもおもしろい。この農家の人は何をしているのだろう。ニワトリもいろいろいた。丸々と太ってルーズソックスのように足元まで手が生えているやつが遠くから餌を求めて必死にこちらにやって来る姿に思わず腹をかかえてしまった。
水鳥のプールでは柵の中に入ることもできる。餌を求め100羽以上もの水鳥たちが水の上をこちらにやってくる姿はおもしろくもあったが、囲まれてしまったら身動きが取れなくなるのでは、とも心配になった。 とにかく子どもにとってもこのファームパークがいちばん印象深かった。
(どうも今回の旅行では鳥ばかり見たり食べたりしていたように思う)