ここは予想外にすばらしかった。去年オーストラリアで、カランビン野鳥園にいったものの一匹もロリキートがやってこなかった悔しさがここで払拭されたような思いだった。
オウムやコカトゥーを手に載せて写真を取ってもらうコーナー(S$5)で一応記念撮影をし、モノレールで世界一高い人工滝のある、そして世界一大きい鳥小屋(もはや小屋とはいえないが)へ。さまざまな鳥の鳴き声がする。まるで天然のジャングルにでも入ったようなところで、ごく自然に鳥たちが生活している様子が手に取るように観察できる。疲れきっていた娘達もなんとか元気を取り戻したようだ。一生懸命鳥たちの姿を写真におさめている白人のおじさんお兄さんなんかも観察できた。
モノレールは一周でも10分ぐらい、そしてS$2.5と若干高いが乗って充分価値がある。飛べない鳥たちのコーナー、水鳥たちの沼などをはじめ園内の見どころが高い位置から把握できるように考慮されている。
なんといってもよかったのはTheatreでのバード・ショウ。おきまりのオウムの自転車乗りと綱渡りか、とおもっていたら、さまざまな鳥が今まで見たこともないような芸を、憎いまでの演出で見せてくれる。思わずブラボーと声を上げてしまった。(詳細は実際に見てのお楽しみ)
パークには12時ちょっと前についたものの、ゲート近くのマクドナルドで休憩をしたりしたので、バードショウは3時のショウを見た。このあと急に天候が変わり雷が鳴り出した。スコールが来るぞ!となかば期待したものの意外になかなか降り出さない。そんなことよりもショウに夢中になって元気を取り戻したかに見えた娘達が、もう歩きたくなくなっている。しかたがない、どうせ空港には夜10時にもどっても充分だ。いっそのことここで休憩しよう。ということで、バードショウの終わった大テント、1000人近く入るスタジアム風の客席で横になることを決め込んだ。広い会場で親子4人だけ寝そべって昼寝をしている光景。写真にとっておいたらさぞいい記念になったことだろう。
4時頃に二人のインド人がそばにやってきた。係員に注意されたのかと思って、飛び起きて"Sorry!"といったが、どうも話が食い違う。この二人係員ではなく、お客の方で、これからバードショウがあるのか?と聞いてきたのだった。何となくおかしく微笑ましい会話であった。