藍鉄鉱 (Vivianite)
Fe3(PO4)2・8H2O
Potosi ボリビア
緑色なのに藍とはこれいかに…
実はちゃんと密閉したケースに入れ、遮光して保存していたのではあるが、3年前に購入したときはこれよりも若干色が薄かった。時間が経って次第に濃くなっていくような感じがしている。うちにはもう一つウクライナ産の標本があるが、こちらは既に黒変してしまっている。地中から採集したときは無色であるのに、空気に触れると鉄が急速に酸化され次第に鮮やかな灰青色に変色していく。そして色はどんどん濃くなり最終的には真っ黒になってしまう。
ボリビア産のこれは愛知県犬山市で採れたものとよく似ている。結晶の形は石膏の結晶とよく似ている。まとまって産出したときはそれほど高価ではないが、あまり出回らないのか近頃はショップの方にもあまり置いて無くなってしまった。

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