亜鉛孔雀石(ローザ石) (Rosasite)
(Cu,Zn)2(CO3)(OH)2
静岡県河津鉱山
緑色〜青緑色の粒状に見えるものが本鉱。
上の標本では小さい粒状の本鉱が異極鉱を伴って晶出している。一部は亜鉛孔雀石ができた後に異極鉱ができたために透明な異極鉱の中に亜鉛孔雀石が入っている。
この標本は始め異極鉱の方で紹介する予定だったのだが写真に肝心の結晶が写らず、あきらめてこっちで紹介することになった。透明な異極鉱が螺旋階段のような感じで隙間に晶出しているのだけれども非常にわかりにくい。
と、旧ページの方で紹介したが、やはり技術の進歩は凄い。しっかり異極鉱が写っている。と言ってもわかりにくいな(真ん中から上の方に向かって何となくある柱状透明の鉱物)…
右の方は後から撮影したもので、異極鉱がわかるようにしたが、亜鉛孔雀石の色が青っぽくなってしまった。

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