水晶 (Quartz)
SiO
Waziristan パキスタン
ファーデンクォーツという名で呼ばれているタイプ。どのへんがそう呼ばれているかというと、右側の写真の方がわかりやすいと思うが、中央左下から中央右上の方に伸びている白い紐のようなインクルージョンがあるところからで、ファーデンとはドイツ語で「紐のような」「糸状の」といった意味らしい。
ここにこのようなインクルージョンができるのは、結晶の完成後に内部の圧力の変化で割れたりしたものが再び結晶として結びつき、その間に糸ないし紐状のものを残すことになったという現象と説明されている。こういうところからパワーストーンの方で癒しの効果が高いと重宝されているものらしく、これらはそれなりのお値段で取引されているが、実のところそういうものには全く興味のわかないわたしなので、ネットで売られているものよりも5分の1ぐらいの値段で買ってきて、しかも同じくらいの大きさだって言うところをむしろ強調したい。
付属させるのは人の思惑なのか、純粋な気持ちなのかよくわからないが、はっきりと言おう、根拠のないことをそれなりの理由をつけて言われるのは真面目に科学しているものにとっては大変迷惑なことなのだ。まして金銭が絡むとわたしみたいな貧乏人には大打撃になるわけで、頼むからトルマリン効果やめて。

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