水晶(石英)　（Quartz)
SiO2
Pitorra mine Galileia Minas Gerais, ブラジル

これはいわゆるローズクォーツと呼ばれているもので、2003年あたりから比較的安価で出回るようになってきた。と言ってもアメシストのそれとは桁が一つ違う。ピンク色になる原因はわかっていない。
同じ標本を、向きを変えて撮影した。
塊状のものなら磨かれているものをよく見かけるが、結晶は希。
例によってパワーストーンでもおなじみのもので、こういう効能らしい。
”若さや美しさを保つアンチエイジング効果がある。”
う～ん…おばあちゃんになってから買っても意味がないのだろうか…？
さらに、”内分泌の働きをよくすることで肌にはりができ、しわを減らしてくれる。”
おお、おばあちゃんにも朗報かも…
あと、”片思いの人に告白を成功させてくれる効果がある。”
これが一番効きそうだな。
しかし、どういう基準でこういう効果が出てくるのかよくわからないところがパワーストーンのパワーストーンらしいところなのだろう。最後のは色からの連想だと思われるが、こういう人畜無害のものはいいとして、体調その他をどうこうすると謳うのは危険だろうと思う。
ローズクォーツは鉱物標本店などで買うと塊状のものでもかなり高価だが、このてのものは熱帯魚などを扱っているペットショップで買うと驚くほど安価で手にはいる。需要の対象が違うからだ。もちろんペットショップでは結晶は売っていない。まぁ、塊状のものは魅力がないからいいか。

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