パイロープ(苦ばん石榴石) (Pyrope)
Mg3Al2Si3O12
Åheim Møre og Romsdal, ノルウェー
スカンジナビア半島の西側、ちょうどフィヨルド地形で有名な海岸線の中にこの場所がある。なんて発音するのか全くわからないが、普通にローマ字で入力していって、検索したらちゃんと地名が出てきた。
これはパイロープの名前の標本になっているが、どちらかと言えばパイロープよりも緑色のオンファス輝石の方が目立っているかもしれない。
岩石名はエクロジャイトで、ダイヤモンドの所でもちらっとふれたが、地中深いかなり圧力の高いところでできる岩石で、国内では愛媛県関川あたりにちらほら見ることができる。
宮沢賢治はマントルを構成する鉱物を見ることはなかったと想うが、地中深いところにはこういった石榴石などで構成される美しい岩石があると言うことを作品の中で紹介している。

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