ソーダ雲母 (Paragonite)
NaAl2(AlSi3O10)(OH)2
兵庫県加保
ひすいで有名になった兵庫県加保のソーダ雲母。
母岩は曹長石(アルビダイト)で、その中にやや薄紫がかったソーダ雲母が産出している。ここのは他の産地のものよりかなり大きい。
これは白雲母のカリウムがナトリウムに置き換わっているものであるが、比較的低温の条件で生成され、300℃〜600℃あたりまでの高温条件では白雲母に変化する。
加保のひすいについては 「白いヒスイ谷への招待」 理学博士 岡本真琴 工藤智巳 共著 青山社 に詳しく書かれている。

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