正長石 (Orthoclase)
KAlSi3O8
Genipapo, Itinga Minas Gerais, ブラジル
白い角のある大きな鉱物が正長石。大きいと言ってもこの標本は横幅6cm。
正長石はカリ長石のうちの一つで、他に微斜長石、サニジンの計3つ種類がある。
正長石と微斜長石は2方向の劈開の角度が0.5°しか違わず、肉眼で区別するのは不可能。またこの2種は連続的に移行する。
長石の種類を説明するのに3つの元素をそれぞれ3角形の頂点にし、それぞれの成分が連続的に変化するように、各辺の上にそれぞれの長石の名前が入っている図を使う。文で説明するとちょっとわかりにくいが、図は簡単である。

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