オパール(蛋白石) (Opal)
SiO2・nH2O
Josa ブラジル
オパールの撮影は難しい。ちょっと角度を変えただけで発光の仕方が大きく変わってしまう。この標本では赤、緑、青の発色があるが、だいたい同じ位置で光るものの、角度を変えていくと強くなったり消えてしまったりする。また、それが同時に全部光ってくれたら豪華なのに、気まぐれときたもんだ。それ故にオパールの光を遊色(Play of Color)と呼んだのかもしれない。
非晶質で、内部に水分を含んでいるために乾くと水分が抜けて割れてしまう。そのためにあらかじめ乾燥させておいた原石を磨いて宝石とするが、扱い方次第ではそれでも割れてしまう。取り扱いが難しい。標本の場合は瓶に水を入れて、その中に保存しておくが、これは水につけなくても割れないことを確認してから購入した。

HOME