孔雀石 (Marachite)
Cu2(CO3)(OH)2
静岡県河津鉱山
河津鉱山では一番良く目にする銅の2次鉱物である。
この標本は、幼脈型石英(陶器状)の上に緑色に付着しているのが本鉱で、結晶は認められない。
猿喰坑と違って檜沢坑はテルルを多産したが嘗てのズリ置き場にズリはほとんど残っていない。
この標本は嘗てのズリ場(現在はアパートが建っている)で、アパートの管理人さんと話をしながら見つけた物。水亜鉛銅鉱、異極鉱を伴っている。
河津鉱山へは6月に訪問することが多かった。従って雨の日が多かったが、これは初めて9月になってから訪問したときに見つけたもの。
いやもう、快晴だったし、途中はずっと小川の脇を歩いていくんだけど、なんとカワセミがいて、わたしが歩いていく先に飛んでいくもんだから、ずっと案内されているみたいだった。日光があたって玉虫のような感じで光を反射する羽が凄い綺麗だった。

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