藍晶石 (Kyanite)
Al2SiO5
Barra do Salinas Minas Gerais ブラジル
高校の地学の教科書には「同質異像」の例として紅柱石、珪線石とこの藍晶石が出ている。これらは形成される時の温度や圧力の条件が異なる場合に、それぞれの条件下で安定な結晶を作るため、同じ珪酸アルミニウムの鉱物ではあるが、異なった姿形をしている。
藍晶石は比較的低温高圧で作られる。
これも高校の教科書に出ているが、この鉱物は柱面の方向に平行だとナイフで傷が付く(硬度41/2)のに、直角の方向だとナイフでは傷が付かない(硬度7)ので、二硬石と言う名も持っている。
色の綺麗な部分をステップカットして宝石とすることもある。

HOME