キノ石 (Kinoite)
Ca2Cu2Si3O8(OH)4
Christmas Mine, Gila Co., Arizona U.S.A
濃いブルーの鉱物がキノ石で、ほぼ同じ大きさで付いている透明の魚眼石を伴っている。
このタイプが一般的で、青緑色の針状結晶球状集合体を作ることもある。
母岩は大理石。今出ている標本の産地はここ以外にはない思う。
スカルンに産し、ブルーの由来は銅による。最近国内(岡山県布賀)での産出報告があった。
名前は南西アメリカを調査した探検家Eusebio Francisco Kino(1645-1711)に由来する。 日本人の「きの」さんだったら面白かったかも。

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