碧玉(ジャスパー)(Jasper)
(SiO2)
福島県北塩原村
前に撮った写真よりもずっと明るく撮れている。バックに黒い紙を使ったためかどうかはわからないが、白い紙を使っていたときよりもはるかにホワイトバランスが良好で、従って写真の明るさや色補正などをほとんどする必要がない。自然な仕上がりになっている。前の写真ではかなり無理があったので。ただし、黒い標本だとちゃんと固定していても手ぶれが起きてしまう。シャッター速度が大きく変わってしまうためだろうか。
石英に酸化鉄が混ざることによっていろいろな色を待つものを碧玉という。碧玉と言うくらいだからもちろん碧の色をした物があるわけで、でも国内ではあまり知られていないかもしれない。この赤の発色は赤鉄鉱によるもので、このタイプは日本海側に産地が多く、佐渡の赤玉石は有名。また伊豆半島にあるものは伊豆石の名で加工され、ネクタイピンのワンポイントなどに利用されているということで、原石とともに土産物店の表示に書いてあった。

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