石墨 （Graphite)
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茨城県石灰山
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南指原（なじわら）の石灰山の石墨は、方解石中に黒い文字のようになって入っている。石墨そのものの結晶とかはわからないが、プリミティブなアート作品のようで面白い。
ここも現在立ち入り禁止になっているようだが、行っても巨石がごろごろしている所までは背の高い葦原を藪こぎしないといけないし、それだけで行く気がしなくなると思う。その奥に露頭がある。
わたしが行ったときはバス返しの所に手頃な大きさのドロマイトなどがあったのでそれをいくつか拾ってきた。立ち寄ったのせいぜい15分ぐらい。これもそのうちの一つ。
石墨は炭素の元素鉱物である。結晶構造が、二次元的に組み合わさっているので、雲母に近いような感じとなっているが、高温高圧下ではダイヤモンドとなる。ダイヤモンドは三次元的に組み合わさっているので非常に硬いのに対し、石墨は柔らかい。 |
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