赤銅鉱(Cuprite)
CuO
Kalabi mine, Likasi, コンゴ
左側の写真の横幅は5cm。
赤銅鉱は比較的高価でなかなか手に出せなかった。特にこういう結晶のはっきりしたものは5桁になることが普通で、そうなると「記念に手に持ちます」といった感じで手にとって眺めてはため息をつくという、わたし貧乏人なので。ところがこれは比較的安価だった。たくさん産出したのだろうか。
結晶は等軸晶系で8面体を作りやすく、名前の通り濃い赤をしているが、濃すぎて強い光の下でないと黒くなってしまい赤く見えない。若干でも赤く見えたら嬉しい。
しかし、わたし、銅って貧血に関係していると言うことを最近初めて知ったという。鉄分不足はもちろんだけど、銅の不足もいけないと。どこで知ったのかというと、銅製のマグカップのキャッチコピーからという…。同時に「緑青は毒ではありません」と書いてあった。いろいろな金属が体には必要なわけで、意外なところではクロムとかも必要な金属になっている。反対に入っていてはいけない物もあり、こういうことも知っておいた方が良いのかもしれない。

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