白鉛鉱 (Cerussite)
PbCO3
Mibladen, モロッコ
そうだMibladenはこれで有名だったんだ。喉につかえていたものが取れた瞬間。
透石膏1のページを作っていた頃は思い出せなかった。どうも最近物忘れが激しくて…
例えば昨日の食事のメニューを思い出せないというのはよくあることらしい。これが、食事をしたことを忘れるようになるとかなりやばい状態という。
わたしは何か物を取りに行ったとき、その場所に着いた瞬間、何を取りに来たのかを思い出せなくなることがある。何をしにここに来たんだっけ?と言う状態。家でそういう状態になったらどういう訳か冷蔵庫を開けてみる癖が付いている。別に何かを食べたり飲んだりするわけではないのだが…
これは鉛の炭酸塩鉱物で、無色透明の非常によく輝く結晶をしている。
左側に見える暗い銀色の部分は方鉛鉱。ごぼうの漬け物のような色をした細長い鉱物の集まりは重晶石で、この標本は非常に重い物となっている。
堀さんの「楽しい鉱物図鑑」にはこの標本と全く同じ産地の標本が掲載されているので、それとそっくりの姿をしている。
国内では秋田県の亀山盛(きさもり)鉱山が有名であるが、青鉛鉱と共にズリで見つけることができる。

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