カラコライト(Caracolite)
NaPb(SO)Cl
Challaclle, Iguigue チリ
ラベルにはカラコレス石となっている。
6角形柱状結晶無色透明の鉱物がカラコライト。標本の全体像ではどれだかさっぱり解らないので右上部分を拡大したのが右側の写真。横幅わずか7mm…はぁ。しかし技術進歩したよなぁ、このペースで行くと”顕微鏡写真がデジカメだけで撮れます”みたいな時代が来るかも。現時点でもアメーバ原虫くらいなら顕微鏡無しでも撮れるでしょうねきっと。赤痢にならないように。
カラコライトはナトリウム、鉛、塩素を含む硫酸塩鉱物になっている。燐灰石に近い結晶構造を持っている。
データによると色は無色透明、青、灰色、灰色っぽい緑、となっていて、これは無色透明。硬度は4.5、比重は5.1で色はおそらく鉛によるものとわたしは推測している。ただ、条根色は白なのでどうなんだろ?
珍しい鉱物ではあるが、1886年には既に論文が記載されている(Valid Species (Pre-IMA) 1886 )。

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