ブロシャン銅鉱 (Brochantite)
Cu4(SO4)(OH)6
静岡県河津鉱山
左側の方はここで見つかるブロシャン銅鉱の典型みたいな感じがする。右側の方は結晶の長細いほう。
どちらもペットボトルの蓋サイズしかなく、従って結晶はかなり小さい。しかし大きく写真を撮ればそれなりに見えてくるから鉱物はおもしろい。っていうか、小さい鉱物を大きく撮影することはマイクロマウント法として知られている技術だ。
うちのデジカメは小さい被写体だとバックの黒い紙の方にピントを合わせてくれるし、大きい被写体だと全体にピントが合わないという、写真一枚にもかなり時間がかかってしまう優れものだ…。しかも手ぶれ補正まだついてないタイプなのでおもしろい写真がいっぱいあがってくる。
河津鉱山には梅雨に行くことが多かったが、これも雨の中採集したもので、二次鉱物は水に濡れると色鮮やかに見えるのでかえって見つけやすい。ただ、水が晶洞に溜まっていると結晶が見つけにくい。

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