燐灰石(フッ素燐灰石) (Apatite)
Ca5(PO4)3F
Mina Ojuela Mapimi Durango, メキシコ
これは大きい標本なので、一番結晶の状態の良いものを撮影した。透明で、クラックもなく、そのまま研磨できれば宝石として出されるタイプのもので、この標本にはそういう結晶が複数付いている。従ってこれは高価。
燐灰石はキュウリを輪切りにする方向に割れやすく、結晶の頭の付いている標本があまり見つからない。燐灰石の標本はかなり多く出回っているので見かけないことはないのだが、意外と頭付きが少ないのは割れやすいからなのだろう。
Ojuela(オハエラ)鉱山の燐灰石はもう一つちゃんと頭の付いたものを持っているので、そのうち隣に並ぶ予定。
というわけで2ヶ月ほど遅れて頭付きの写真も載せた。こっちはクラックが多く宝石には適さない。

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