直閃石 (Anothophyllite) (Mg,Fe)7(Si8O22)(OH)2
神奈川県小菅沢
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小菅沢は緑簾石のところでも書いたように、塩基性岩の凝灰岩がやや変成された場所で、直閃石を含む凝灰岩は比較的良く見ることができるが、多くは風化されていて石に濡れたティッシュが付いたように見える。そういう石を割ってみると繊維状に一方行に集合した直閃石を見ることができる。ただ強く叩くと曲がってしまうことがあって注意を。 この標本は堰堤工事の時に削られた岩石の中から採集した物。 角閃石のグループに属する鉱物には「閃」の字が付く。 |
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