灰鉄石榴石(アンドラダイト) (Andradite)
Ca3Fa2(SiO4)
埼玉県秩父鉱山
こちらはアルミニウムの変わりに鉄を含んでいる物。左側の写真の横幅は5.5cm。
磁性があり、磁石にくっつくが、この標本では母岩中に磁鉄鉱(黒い部分)を伴っているため、結晶を分離させて磁性を確かめることになる。
とは言っても、磁鉄鉱に伴って出る石榴石は経験則から言ってアンドラダイトで間違いはない。
石榴石の仲間は鉄、アルミニウム、カルシウム、マンガン、クロムなどが連続的に入れ替わるために中間的な存在も多く、いろいろな名前の亜種が存在する。

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