琥珀(アンバー) (Amber)
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Baltic Sea
琥珀の標本は値段が高いことが多い。琥珀が宝石として扱われていると言うこともあるが、多くの理由は、中に虫が閉じこめられているものが標本として売られているからだ。
これは定義上鉱物にはいるのかどうかは不鮮明な位置づけにある。間違いなく化石ではあるが。
この標本は虫を含んでいないので安価。ただ、そういう琥珀を見つけるのはなかなか難しい。フェアなどではたいてい虫入りが出てくるし、そちらの方が人気があるのも確かだ。
これは第三期・漸新世(約3000万年前)のもの。
国内では岩手県奥久慈のものが有名。あと千葉県犬吠埼なども知られている。

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