撮影試行錯誤
 色を操る6(紅葉の紅を引き出す)

 紅葉は木々の緑同様に写真に収めるのが難しい被写体です。目では鮮やかに見えたはずの紅葉も写真にするとまったく輝きを失ってしまうことはよくあることです。そういった場合の写真は大抵、薄暗い中にオーバーになった紅葉の葉がポツポツとある状態になっています。
 木というのは、葉の集合であり、たとえ木に日が当たっていても、葉の全てを均一に照らしているわけではないのです。やはりここでの問題解決法も、明暗差の少ない状態で写真を撮ることであると考えています。
 具体的には、影のできにくい曇空の日か、朝夕の木を横から照らして木の上から下の葉までが均一に近い光線状態になる時だと思っています。またこの時PLフィルターを使うことでより良い結果になります。