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極私的1999年邦楽回顧

「音楽の部屋」を空き部屋にしたままで、こちらのひとりごとの部屋で音楽の話をするのもなんか変ですが、まあ聞いてやってくださいな :-)

ついでに、98年以前の話とかも混じっている可能性もありますが、そのへんはかなりいい加減です (^^;

そのうち音楽の部屋にて公開する予定の私の所有CDリストを見渡すと、1999年に一番たくさんCDを買ったのは…何故か、中村あゆみ(アルバム4枚購入)でした。現在は下の名前の晏由美という名で活動しています。10月か11月くらいにジャングルTVで久し振りに見ました。しばらくアルバムが出ていないので、ちょっとしたきっかけから最近のアルバムを全部集めてしまおうという気になったというところです。かれこれ9年前、CDラジカセを買ったその足で行ったCD屋で、初めて買ったCDがこの人のアルバムでした。そして、今年買った4枚のうちの1枚は、私にとって初めて買ったライブアルバムとなりました。1999年はR&Bがブームとなりましたが、それにともなって低音の女性ボーカルが久しぶりにたくさん世に出てきました。今までは、某プロデューサーTKの趣味のせいか、超高音系の女性ボーカルの曲ばかり売れていましたし、低音の女性ボーカルって、結構一発屋が多くなかったですか?もちろんR&Bというジャンルの歌手の中にも超高音系の人は多いですが、流れが変わったらおもしろいかも、ということです。

中村あゆみのプロデューサーをかつてやっていたを高橋研が新たにプロデュースを始めたのが奈良井恭子。残念ながら1999年にはアルバムは出なかったようです。まずはまだ買ってない1stアルバムを聴いてみたいです。こちらは西田昌史プロデュースですが、両氏の名前を聞いておおっ!と思う人がどれくらいいるのやら。

1999年の一押しはなんといってもGITANE。1999年デビューだけど、全員新人ではありません。PERSONZのギタリストだった本田毅、脱退してどこに行くんだと思ったらこんなところに行きましたか。基本的に私の音楽の趣味は完全に我が道を行っちゃってるので他の人に薦めるなんてことはまずしませんが(本当か?)、これは、薦めたらハマっちゃう人が少なからずいそうな気がするので薦めてます。

GITANEと共に一押しなんだけど、1999年内にはデビューし損ねたのがSANCTUARY。2000年にはライブに行くつもりです(*1)。詳しくは、リンクうタウンの「ITOGAの掲示板」へどうぞ。この人がボーカルをやってます。

*1 旗揚げライブ行ってきました。とっても良かったです。またライブ観に行きたいと思っています。(2000.2.20追記)

いつもはロクなものを薦めてくれない友達Rが薦めてくれたもので唯一ハマってしまったのが谷山浩子。普段なら私が聴くような音楽じゃないけど、昔CMとかNHKの「みんなのうた」(!)で流れていたものがどこか記憶の底に残っているのだろう。Rに引きずられてそのうちコンサートに連れて行かれたりして…

そのうち来るぞと思っていたものが来てしまったのが爆風スランプ活動休止。今はもとの通り?2人ずつ2組に分かれて活動しているようです。どっちかというと「そのうち戻ってきそうな」感じの休止なので、気長に待ちますか。各メンバーとも結構テレビに出ていますしね。

1999年に2度もライブを聴きに行ってしまったのが、ドリルハウス(福井真理子)。見る度にパワーアップしていることは間違いない。私が滋賀県内をうろうろしている限り、またどこかのイベントでこの人たちに遭いそうな気がする。湖の日(海の日)と湖風祭(滋賀県立大学学園祭)は要注意 :-)

8月の郷ひろみに続き(笑)、10月の渋谷の「顔」になったのがhitomi。三鷹へ行った帰りに、本人の20倍の大きさのポスターを一目見たいと思って渋谷へ寄り道したのでした。結局まだアルバムは買っていませんが…
MWは別格として、TKの音に一番合うボーカルはこの人だったのに…とASの痛々しいバラード(^^;を聞くたびに思ったものです。

年末マイブームとなったのがまさに謎だらけ(?)のShela。そこそこ売れて皆が注目するようになれば過去の情報はいくら本人たちが隠そうとしても出回るでしょうから、次のCDが出るまでは静観というところでしょうか。サックスを吹く姿は二度と見られないのでしょうか?といってもまだFBIの大泉めぐみと同一人物であると結論したわけでもないのですが。

1999年は、今私が使っているパソコンを買うために大阪の日本橋の電気街によく足を運びました。パソコンを買った後も日本橋の中古CD屋へ通うようになっていくつか掘り出し物を見つけた、というのも私にとってはニュースです。初めて入った店に、長い間探してたCDが4枚一挙に見つかったとか(それで財布の中から帰りの電車賃を引くと2枚しか買えなかったとか)、そんなこともありました。1998年はよく大津に通ってましたが、なんかどんどん行動範囲が広くなっていく…(^^;

パソコンを買ってからというもの、Webページで情報を仕入れることができるようになったというのも大きな変化です。リンクうタウンにあるとおり、アーティスト本人が登場する掲示板も見つけましたし。

宝島社から出た本「音楽誌が書かない『Jポップ』批評」1・2にはハマってしまいました。「その通り!」「なるほどそう捕らえますか」「それは違うやろ」とか思いながら、あっという間に読み終わってしまうのが名残惜しいのでありました。2では4人の著者による宇多田ヒカル評が読みどころでしょうか。3が待ち遠しいです(*2)。おそらくまた複数の著者が解散するSPEEDのことをたたき切ってくれる…かも知れない。

*2 2000年2月現在、「音楽誌が書かない『Jポップ』批評」はなんと第5弾まで出ています。文庫本ではまだ「2」までしか出ていない、ということのようです。「3」以降の一刻も早い文庫本化を望みます。だってその方が安いから…(2000.2.20追記)

名前を挙げたのが…9組か。なんか中途半端ですが、9並びの年だったのでこれで良しとしましょう。



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